世界銀行 水辺の再開発に関する都市開発実務者向け対話型研修に参加。
2024年11月13日
10月中旬、世界銀行 水辺の再開発に関する都市開発実務者向け対話型研修への協力のお願いと言う案件を、神戸市環境局自然環境課を通じて依頼を受けました。
世界銀行が融資を実地している世界数か国からプロジェクト関係者を招へいし、水辺の再開発に関する都市開発実務者向け対話型研修を実施する、世銀融資案件を有する途上国の政府・自治体関係者や実務者を対象とした、課題解決型の知見共有プログラムで、視察・座学・アクションプラン作成等を行うものです。
兵庫運河を美しくする会においては、兵庫運河を再生された事例をぜひとも途上国からの研修参加者に紹介し、兵庫運河の歴史、および環境保全活動の経緯と概要に関して講義という形での支援をして欲しいというお話でした。
11月13日に神戸メリケンパークオリエンタルホテルでプレゼンテーションを行い、その後、兵庫運河で現場視察、説明を行う事になりました。
初めてのスケールの案件で、世界銀行、神戸市環境局自然環境課、兵庫運河を美しくする会の役員で数回の事前打ち合わせを行い、当日、私と糸谷副会長、笠木理事が参加。
ケニア、バヌアツ、バングラデシュ、ジャマイカ、パラグアイから21名、世界銀行11名、行政10名、他10名、総勢50数名の方々に、私は兵庫運河の歴史、貯木場としての兵庫運河と汚染、兵庫運河を美しくする会の発足と運河の浄化、兵庫運河の現状を解説させていただきました。
糸谷副会長は、子供たちと取り組む生態系の体験学習、干潟でアサリやアマモを育て、藻場を作り水産資源が生まれる大切さを教え、命育む兵庫運河を解説しました。
今回、「兵庫運河を美しくする会」を招待していただき、プレゼンテーションする機会を与えて下さった「世界銀行」と「神戸市」には心より感謝いたします。
兵庫運河を美しくする会
会長 服部鋭治
行事内容
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